エジプトを出たイスラエル人は、40年の間に何回宿営地を移動しましたか?
答え:41回(民数記31章)
*** 洞-1 1131ページ 宿営,陣営 ***
この大規模な宿営が一つの場所から他の場所へ移動した(モーセは民数記 33章でそのような宿営地を40ほど思い返している)ことも,驚嘆すべき組織の表われでした。雲が幕屋の上にとどまっている間は,宿営もそこにとどまりました。雲が移動すると,宿営も移動しました。「彼らはエホバの指示によって宿営し,エホバの指示によって旅立った」のです。(民 9:15-23)エホバのそうした命令は銀を打ち延ばして造られた二つのラッパで宿営全体に伝えられました。(民 10:2,5,6)特別な仕方で震わせながら吹くと,宿営を解く合図となりました。それが最初に行なわれたのは「第二年[西暦前1512年],第二の月,その月の二十日」でした。契約の箱に導かれて,最初の三部族分隊がユダを先頭に,イッサカル,次いでゼブルンの順に移動しました。その後にゲルション人とメラリ人が幕屋の割り当てられた部分を運びながら続きました。次はルベンを先頭にしてシメオンとガドが後に続く三部族分隊でした。その後には聖なる所を携えるコハト人,次いでマナセとベニヤミンを従えたエフライムの3番目の三部族分隊が来ました。最後に,後衛には,ダンを先頭にアシェルとナフタリが従う分隊が続きました。こうして,最も数が多くて強力な二つの分隊が前衛と後衛の位置に就きました。―民 10:11-28。